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さて、最近は自分のことをするためにパソコンの前に座る時間がなかなか取れなくて、情報発信が思うようにできていません…。ここ1週間の間に、ふるさと梅林のまちで梅の花をみる会が開催されたり、私自身の新春の集いを開催したり、母校・七隈小学校のブラスバンド同好会のお別れコンサートにお邪魔したり、実にいろいろなできごとがあったのですが…。今回も、いま私が市政で最も関心をもっているロープウェイについてご報告します。

自由民主党福岡市議団は3月1日に会見を開き、現在、議会で審議されている平成31年度福岡市一般会計予算案のうち、博多駅―ウォーターフロント間のロープウェイに関する検討経費5000万円について、削除したうえで予備費へと編入する修正案を提出することを発表しました。

 

 

 

 

 

 

これまでも私の考えは述べてきましたが、会派としても、ロープウェイに関する議会での議論が不十分であること、それ以前に、都心循環BRTなど先行する施策の検証が十分でないこと等を理由に、「現段階でロープウェイに絞って検討するのは時期尚早」という結論で一致しました。

実はこの決定をする前の数日間、「ロープウェイは決まったんじゃなかったの!?」という声が、身近な方から寄せられていました。理由は3月1日号の「市政だより」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のように、ウォーターフロント地区へのアクセス強化のために、ロープウェイを福岡市が選んだ理由を説明する内容になっています。ここで、どうしても解せない記述がありました。引用すると「今後、事業性や事業手法、安全性など実現可能性の検討を行い、市民の皆さんに随時お知らせしていきます」とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

実現可能性の検討を行えるかどうかは予算が通るかどうかによるのですが、平成31年度の予算案はまさにいま、議会で審議されている途中です。可決もされていないのに、さもこれから計画が前に進んでいくような書きぶりは、市民をミスリードしかねないものです。事実、多くの市民が、これからロープウェイ構想が実現に向かっていくものと勘違いしていました。市民の代表として税金の使われ方をチェックしている議会を軽視することも甚だしく、憤っている議員は私だけではありません。

私は3月8日の条例予算特別委員会・総会質疑で、今期最後の議会質問に登壇する予定ですが、自由民主党福岡市議団が提出する減額修正案に多くの会派・議員が賛同して頂けるように、誠意をもって務めたいと思っています。とにかく、きょうお伝えしたかったのは表題に書いた通りです。

「決まってません、ロープウェイ」