最近よく「やせた?」と聞かれます、調たかしです。福岡市消防団ではこの夏に小型ポンプ操法大会が開催されますが、私は城南分団で「指揮者」を担当する予定です。地区予選の位置付けになる早良団の大会に向けた訓練が2月から始まっていて、週に2回は走っています。なので、少しはやせたはずです。

さて、今日は駐韓大使と釜山総領事が4日に帰任するというニュースが流れました。釜山の総領事館前に昨年末に慰安婦像が設置されたことを受けた一時帰国の措置が、3ヶ月ぶりに解かれることになります。

この間、問題の像の撤去が全く進む気配を見せなかったことは大変残念であり、慰安婦問題に関する日韓合意が履行されない今の段階で大使や総領事を帰任させることはいかがなものかと思う気持ちもあります。しかし、何か引っかかるものがあります。そうは言っていられない理由が何かあるのかもしれない、という気がしてなりません。

たとえば、朝鮮半島の有事を見越して、邦人の保護の観点から帰任させざるを得ないのでは⁉︎などと思うのです。トランプ米政権下では北朝鮮の弾道ミサイル発射機能を叩くために、北朝鮮北西部の発射基地を先制攻撃すべしとの強硬論が高まっていると伝えられています。一方、南隣の韓国では政情や経済が不安定なだけでなく、罷免された後に逮捕された朴槿恵前大統領の後継選びは、北朝鮮と親和性が高く反日色の強い革新系候補が有力なようです。もしいま仮に有事となると韓国側をあてにできない恐れがあるので、邦人の保護は自国でやれるように備えておくためにも大使の帰任が必要だというのが政府の判断なのではないでしょうか。

根っからの小心者で、心配性の私は、ここにきて急な大使帰任のニュースを聞いてからというもの不安になって仕方がありません。総領事館前の像は粘り強く撤去を要請し続けなければなりませんが、それどころではない事態が起きないことを祈るばかりです…。朝鮮半島の平穏は我が国、我がまちにとって非常に大きな関心事であることを、今更のように実感しています。