最近、体を動かす機会が増えて、ちょっとだけ痩せた感がある調たかしです。

2月定例会の審議も大詰めを迎えました。今日は各常任委員会で審議後の採決が行われ、第3委員会においては市長提出の「福岡空港未来基金条例案」が否決されました。

正式には明日開かれる本会議において、福岡市議会全体の採決を経て最終結論が出ます。

この案件については、これまでもこのブログに書いた通り、福岡空港の民間委託後にターミナルビルや滑走路等の管理を担う空港新会社に、福岡市が出資をするのか、しないのかという政策論の対立が背景にあります。

私たち議会の多数意見は「出資すべし」、市長をはじめ当局は「出資しなくてよい」という立場です。

明日の新聞各紙朝刊には、多少なりとも記事が出るのではないかと思います。これからの福岡空港と福岡市行政の関わりはまちの将来にとっても、市民全体にとっても、大変重要な政策課題です。

この判断を誤れば、市政の意思決定に関わる者のひとりとして、現在はもちろん未来の市民からの負託に応えられないのみならず、後世の評価にも耐えないだろうと思います。

本日は、私が所属する第2委員会においても、空ビル株の売却収入のうち30億円が積み立てられるこども未来基金の審議が行われたので、過去に例のない規模での積み立ての背景を執拗なくらいに質問しました。明らかになった部分、不明確な部分もありますが、総じて、市長や財政当局など上層部の今回の補正予算の割り付けが不自然であったことについては確信を深めたところです。

今夜は、消防団の活動で夏のポンプ操法大会に向けた基礎体力訓練がありましたが、委員会否決のニュースを見た先輩団員の皆さんからも、「しっかりやってきやいよ!」と激励を受けたところです。

明日の本会議、厳粛な覚悟をもって臨もうと思います。