梅雨が明けないのに暑い日が続いて、日焼けが止まらない調たかしです。

去る24日の日曜日、七隈公民館で活動報告会を開催しました。

 

 

 

 

 

七隈校区は去年から福岡3区に編入されましたが、今回は初めて、衆議院議員の古賀篤さん、県議会議員の武藤英治さんと合同での開催となりました。

報告は国、県、市の順番で行い、始めに古賀代議士からは、大阪の地震で注目された学校のブロック塀の安全対策など関心の高い話題について説明がありました。また、昨今の国政選挙における与党の連勝には有権者の「消極的支持」の側面があるという認識を示した上で、常に謙虚な姿勢と慎みを持って負託にこたえたいという心構えを述べられました。

続いて、武藤県議からは、城南警察署が七隈校区内に新設されることが決定したことが、これまでの経過も交えて報告されました。また、信条として常々話しておられる「垣根を超える」というテーマについて述べられ、国、県、市のそれぞれの立場を超えた連携で、地域の発展に取り組んでいく旨の決意表明がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に私からは、福岡市の平成30年度予算の規模、市税収入や市債発行の状況など財政に関する概略的な報告を申し上げ、加えて「人口が増えている=元気なまちだといえるのか?」という問題意識や、最近の議会質問で取り上げた介護人材の不足と外国人材の活用について、私の考えを説明しました

このうち人口の話ですが、福岡市では毎年約1万人ずつ人口が増えています。それをして、まちが発展している、成長している、元気がある、などと短絡的に言ってしまう風潮があると感じているのですが、本当にそうなのでしょうか?という問題意識を持っているということを述べさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

福岡市の人口は既に、単独では「自然減」の局面に入っています。単純に年間の出生数と死亡数を比較すると、死亡数の方が多いのです。しかしながら、他都市から人口が流入しているので、トータルとして人口は増えているに過ぎません。そして、15歳から64歳のいわゆる生産年齢人口の割合は、減少傾向にあるという点では、我がまちも全国的な少子化・高齢化の流れと無縁ではないのです。

引き続き、厳しい現状認識と問題意識を持って、地に足のついた市政運営となるように議会人の立場で頑張っていきたいと、地元の皆さまを前に決意を新たにしました。