最近、涙もろくてすぐ泣きます、調たかしです。先日はアニメ映画を観ている途中で寝てしまったのに、起きてすぐ目に入ったシーンで泣けました。ただ泣くだけでルックスや演技力等が不問の役柄なら、俳優の真似事もできるような気がしています。

さて、そんな私の涙腺が危うくなるような光景を、今日は福岡市役所で目にしました。

午前中の決算特別委員会が終わって1階に降りると、西側広場の通用口からケースに入った大量のパンをせっせと運び込んでいる顔見知りの職員さんが…。

「なにごとですか?」と聞いてみると、「台風で学校が休みになったもんだから、給食のパンが無駄になるんです。勿体ないから販売しようと思って」とのこと。

今日が金曜日で明日からは3連休。確かに次の給食に回すことはできません。こうしたとき、普段ならば市内の子ども食堂やフードバンクなどにお渡ししているそうなのですが、やはり連休前ということでその線も今回は機能しなかった模様。

そこで急ごしらえの販売会をして少しでもロスを減らそうと、せっせと汗をかきながら教育委員会の職員さんたちがパンを運び入れていたのです(他の部局の職員さんもお手伝いされていたかもしれません)。

こんな感じで売られていました。

私が買いに行ったときは、部長級の幹部職員さんも売り場に立っておられて、フードロスを減らすんだという気迫をバシバシ放っておられました。

あの時間に市役所を訪ねる子どもたちはきっといなかったと思います。でも、心から「子どもたちに見せたいなあ」と思うような大人の姿がそこにありました。「みんなが食べられなかったパンを無駄にしないために、知らない大人たちがこんなに頑張ってたんだよ」と。

私のブログではいささか役不足ではありますが、市役所でのこんな出来事が1人でも多くの子どもの目にとまることを願って、今日は紹介させて頂きました。

子育て・教育に関わる常任委員会で仕事をさせて頂いて10年目。教育委員会の議案や報告案件の審査では過去にトゲのある議論を交わしたことが何度もあります。でもそれと同じくらいの頻度で「誠に立派だ!」と感服させられるような教育者の姿を、教育委員会の職員さんを通して見ています。今日などは、まさにそんな事例だったと思います。

誤解のないように、いつもこんなに「ヨイショ」しているわけではありません。

今日のフードロス削減の取り組みに関わられた全ての職員の皆さまの労苦に敬意を表し、また両脇に抱えるほどにパンを購入されていた本庁勤務の職員さん、そして近隣からお立ちより下さった市民の皆さまにも感謝を申し上げたいと思います。

さて、パンは10個入って100円の大特価!持ち帰ったあとは「さあどう食べるか」となったわけですが、冷蔵庫をあさってみると卵、マヨネーズ、ベビーリーフ、ミニトマトがあり、先日アヒージョを作った際に残ったベーコンとマッシュルームも。ウインナーかソーセージがなかったのは残念でしたが、ありもので作ってみましたコッペパンサンド。

給食のパン、うんめえよ(笑)

これならもう1袋買っておくんだったと悔やみましたが、電車移動の私は1袋を持ち帰るのがやっとだったわけで…。

僕らが昔、同じ福岡市の給食で食べていたコッペパンより今の方が随分と美味しいような気がしたのは、事実そうなのかもしれないし、懐かしさのあまりというやつなのかもしれません。

この3連休はパン食べ放題です。